
簿記3級を独学で合格目指したい人へ
勉強法やおすすめのテキスト4選を紹介!
簿記3級を独学で合格していくために具体的にどのように勉強していけばいいのかわからない方は多いのではないでしょうか?この記事では独学で簿記3級に合格した私が、勉強方法のポイントやおすすめのテキストなどをご紹介します。
この記事を読んで実践するだけで、簿記3級を独学で合格するための勉強法が理解できるようになり、合格することができるでしょう。
- 独学でどのように勉強していけばいいのかわからない人
- どのような教材を使って学習していけばいいか悩んでいる人
- 独学で合格したい人

誰でも実践できる再現性の高い勉強方法を解説していきます。
簿記3級は独学でも合格できる?


結論から言うと簿記3級の資格は独学でも合格できます。しかし、誰でも受かるわけではありません。独学で合格するためにはしっかりと正しい勉強法で学習していくことが必要になります。
おすすめの勉強方法は後ほど紹介していきます。



簿記3級の勉強のコツさえ掴んでいけば誰でも独学で合格を目指していけます。
簿記3級に合格するために必要な時間は?


簿記3級に合格するためには100時間程度の勉強が必要です。ただし、もともと簿記の知識があれば100時間よりも短い時間で合格できる可能性もあります。
例えば、経理として働いている人やもしくは過去に働いたことのある人であれば、ある程度の簿記の知識がある状態なのでスムーズに学習を進められます。



勉強時間の確保と計画を立てて学習していくことが大切です。
簿記3級の勉強方法のポイント


簿記3級を独学で合格していくためにはいくつかの勉強方法のポイントを抑える必要があります。
- テキストでこまめに復習する
- 過去問で反復練習する
- 試験直前期で予想問題集を解く



一つずつ順番に解説していくので参考にして見てください。
1.テキストでこまめに復習する


簿記の勉強では復習することが大事です。なぜなら復習していかないと忘れてしまうからです。例えば、学生時代を思い出して下さい。学校で授業を受けた内容は時間が経過するとすぐ忘れてしまいますよね?忘れてしまうからこそ復習を何度もしていくのです。
- 学んだ内容が深く理解できる
- 知識が定着しやすくなる



簿記3級を合格していくためにも復習は欠かせませんね。
2.過去問で反復練習する


テキストの内容を理解したら、次は過去問で何度も反復練習をしていきましょう。過去問は参考書と同じ会社で出版しているものを購入するのがおすすめです。なぜなら双方がリンクしているため内容が理解しやすく効率よく学習を進められるからです。
過去問を解くなかで大事にしてほしいのは間違えた問題をそのままにしてはいけないということです。なぜならそのままにしてしまうと、再度似たような問題が出てきたときに答えられなくなってしまうからです。なぜ間違えたのかその理由を突き止めて同じ失敗を繰り返さないようにしていきましょう。
- 間違えた問題には印をつけて再度解き直す
- 理解するまで何度も解き続ける
過去問は最低3回以上、余裕があれば5回以上取り組んで全問正解を目指していきましょう。



試験形式に慣れて合格点を取るまで反復練習していくことが大切です。
3.試験直前期に予想問題集で備える


最後に試験直前期になったら予想問題集を解いていきましょう。
- 色々なパターンの問題に多く触れる
- 予想問題集も過去問と同様に何度も反復練習する



自信を持って本番の試験に臨んでいきましょう。
簿記3級おすすめテキスト4選


ここからは初心者におすすめの簿記3級のテキストについて紹介していきます。自分に合ったテキストを選ぶことで合格へ近づけるのでぜひ参考にしてみて下さい。
⒈スッキリわかる日商簿記3級
- わかりやすい説明とイラスト付きで、テキストと問題集がセットになっている
- 1冊のテキストでインプットとアウトアップも同時にできるので効率よく学習できる
- また各章ストーリー形式で構成されているので理解しやすく全体像が把握しやすい



私もこのテキストを使って独学で合格しました。
2.みんなが欲しかった!簿記の教科書
- 図解やイラストが豊富で初心者でも直感的に理解できる
- 全体的に情報量を絞っているので、覚えるべきポイントがひと目でわかる
- 無駄なくシンプルにまとめられているので効率よく学習を進められる



フルカラーで人気のテキストです。
3.みんなが欲しかった!簿記の問題集
- 問題集は近年頻出している問題が厳選されている
- 初心者によく陥りがちな「知っているけど解けない」という悩みが一気に解消できる
- 本試験レベルの模擬試験が3回分あるので、実際の試験の感覚をつかむことができる



間違った問題やわからなかった問題でも丁寧にわかりやすく解説してくれるのでおすすめです。
⒊合格テキスト日商簿記3級
- イラストや図解をわかりやすいように色分けしている
- 視覚でも理解できる
- 学習した後は確認問題を解く流れになっており理解を深めることができる
「よくわかる簿記シリーズ」は資格学校TACでも採用されている信頼度の高いテキストです。



簿記の学習を単に進めるだけでなく関連知識や周辺知識も一緒に学べるので初心者に向いている教材といえるでしょう。
試験当日の対策


簿記の試験対策は試験前だけでなく、試験当日もいくつか意識しなければならないポイントがあります。ここでは試験当日の対策についてご紹介していきます。
- 解く順番を決める
- わかる問題から解く
- 使い慣れた計算機を選ぶ



一つずつ順番に説明していくので参考にして見てください。
⒈解く順番を決める


試験の問題をどの順番で解くのか事前に決めておきましょう。例えば、「配点の高い問題から先に解く」「簡単な問題から解く」といった具合です。実際に私も最初に配点の高い問題から先にどんどん解いていって、低いものは後回しにしていました。
- 簿記3級は7割以上点数を取らないと合格できないから
- 最初の集中力があるうちに、配点の高い問題を解いていくため



簿記試験に合格するためにも事前に解く順番を決めて対策するようにしていきましょう
2.わかる問題から解く


試験当日は緊張や不安から問題を解くのに時間がかかってしまい、思い通りに問題を解けない場合があります。その際はわかる問題から解いていくようにしましょう。
- 制限時間が限られているから
- 時間に余裕を持たせるため



わからない問題はひとまずとばしてわかる問題から解いていきましょう。
3.使い慣れた計算機を選ぶ


簿記の試験は使い慣れた計算機を使うようにしましょう。
- 大きな計算ミスをしてしまう恐れがあるから
- 数字の打ち間違いをしてしまう恐れがあるから
簿記の試験はスピーディーに正確に問題を解くことが求められます。



なるべく大きめなサイズで数字が打ち込みやすい計算機を持ってくるようにしましょう。
簿記3級を活かせる転職先


簿記3級の資格を取得した場合、どのような職業を転職先に活かせるでしょうか。ここからは、簿記3級を活かせる転職先とそれぞれの仕事内容についてご紹介していきたいと思います。
- 一般企業の経理
- 会計事務所
- 税理士アシスタント



順番に見ていきましょう。
1.一般企業の経理


経理の業務には大きく分けて3つあります。日常業務、月次業務、年次業務です。1つ目の日常業務では会社のお金の流れを管理する業務です。
- 現金出納帳
- 領収書
- 請求書の保管など
2つ目の月次業務では1ヶ月単位で会社のお金の流れを管理します。
- 給与計算
- 源泉所得税の納付
- 請求書の発行など
3つ目の年次業務では決算や税務申告に向けて1年単位でお金の流れを管理し、取りまとめる業務です。
- 連結決算
- 税務申告など



簿記3級の資格を持つと、一般企業の経理の業務で活かすことができるでしょう。
2.会計事務所


- お客様の税金の相談
- 税務書類の作成
- 会計帳簿の作成
会計事務所の業務では、会計帳簿の作成で簿記の知識がベースになっています。簿記3級の資格を持つことで会計事務所での業務遂行に役立ちます。



お客様に対して的確な助言やサポートが提供できるでしょう。
3.税理士アシスタント


税理士アシスタントの仕事は、簿記3級の資格を有効に活用できます。税理士アシスタントは主に税理士のサポート役を務め、日常業務で簿記3級の知識を活かすことができます。
- 税務の代理
- 税務の書類作成など
税理士のような独断業務を行うことはできませんが、幅広い補助業務を行うことは可能です。



簿記3級の資格は税理士アシスタントの仕事において充分に役立つでしょう。
まとめ
簿記3級は独学でも合格できる資格です。簿記3級を独学で合格していくためには次の勉強方法のポイントを抑える必要があります。
- テキストをこまめに復習する
- 過去問を反復練習する
- 予想問題集で実践に備える
おすすめのテキストは以下のとおりです。
- スッキリわかる日商簿記3級
- みんなが欲しかった簿記の教科書
- みんなが欲しかった簿記の問題集
- 合格テキスト日商簿記3級
この記事で紹介した内容を参考にしながら、自分なりの効率の良い学習方法を見つけて合格を目指していきましょう。
コメント